クビでも年収1億円

クビでも年収1億円 (角川フォレスタ)

3行で要約すると、
(1)会社員は損なので辞めて自分でビジネスをやろう
(2)その為に最初はヤフオク、Amazon等でリスクを取らずに商売を始めよう。
(3)利益が出ればネットショップを立ち上げ、徐々に手を広げていこう
というものです。

会社員は無駄が多い(会社によっては)
会社員は儲からない(会社によっては)
会社員はリスクが高い(会社によっては)
これはその会社によります。
良い会社も世の中にたくさんあるでしょう。
無駄の無い、社員満足度の高い、安定した、成長性のある会社が。
自分の会社がどうなのか?を考えて自分の会社が上で上げた条件に当てはまる様であれば、
この本に書いてある事を実践してみるのはとても良いと思います。
ただしこの本に書いてある事は間違いではないと思いますが、
現在ではあまりにも多くの人がやっている事でネズミ講(もしくはそれに類似するネットワークビジネス)と似て、
最初の方の参加者だけが有利で、後追いだと難しい面があります。
しかし物事は
やってみる⇒失敗する⇒改善する⇒もっとうまくできる
というサイクルが有効なので、
「リスクを取らない」この本のやり方を真似して取りあえずやってみるのはとても良い事だと思います。
パソコンやインターネットを使った取引といった商売のやり方を学べるし、
失敗しても借金ができる訳ではありません。
(3)は(2)がうまくいったらやる事で、
(2)は(1)をやらなくてもできる事です。
人によっては(1)をやらずに(3)をやれば良いと思います。
(3)よりもっと良い方法もあるでしょう。
それもこれも取りあえず(2)をやってみるのは悪くないです。

「6割準備ができたら走り出せ」
とはこの本の主張ですが、正論だと思います。
「上手くなるまで待ってたらおじいちゃんになっちゃうよ」甲本ヒロト
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