赤字ギリギリ法人税の節税方法

法人税種類

・法人住民税
・法人事業税
・法人所得税

税額

・法人住民税 = 法人税割 + 均等割
※5~7万。都道府県による。
・法人税 = 所得 × 25.5%
利益 = 収益 − 費用 (企業会計)
所得 = 益金 − 損金 (税務会計)
・法人事業税額 = 所得 × 法人事業税率

所得0の場合の税額

結論、所得を0にします。
決算前に利益が多く出た場合等、社員に賞与(=費用)を払う事で利益を0にできます。
役員に対しては賞与はもちろん、月々の給与の増減も認められていない為、
決まった額を毎月銀行から引き出す事になります。
その際、多めの役員報酬を引き出す事で利益が0に、結果、所得も0になります。
・法人税 = 所得 × 25.5%
・法人税 = 0 × 25.5%
・法人税 = 0
・法人事業税額 = 所得 × 法人事業税率
・法人事業税額 = 0 × 法人事業税率
・法人事業税額 = 0
となります。

赤字の場合

前述通り、節税の為に多めの役員報酬を設定したとして、
多くし過ぎて利益がマイナス、つまり赤字になった場合、
口座からは残金を全て引き落とした上、不足分は未払いで計上します。
来期、その未払い分を役員に支払います。
来期、未払い分の利益を上げられなかった場合、打ち切りとして無かった事にできます。
(赤字の繰り越しは9年間可能)