JAVA 重要用語
目次
実行環境
JAVAサーブレット
「サーブレット」参照
JSP
「JSP」参照
JDK
「JDKとは?」参照
OpenJDK
「OpenJDK」参照
JRE
JavaRuntimeEnviroment
Javaプログラム実行環境
JVM、APIを含む。
JavaVM
JavaVirtualMachine
=JVM
Java実行環境
Javaプログラムを実行するソフトウェア
なおJavaVMはソースコードをコンパイルした中間コードを実行する。
JCP
Java Community Process
・企業
・個人
から成るJavaの仕様策定コミュニティ
会員はJCPにJSRを提出、
それが認められるとチームを組んで開発→テスト→検証を経て、
標準リリースとなる。
JSR
Java Specification Request
JCPメンバーがJCPに提出するJava仕様
・仕様
・サンプルプログラム
・TCK(JCPが定めるテストツール)
等から成る。
一連の工程が終了して標準化されるとJSRXXX等の番号が振られてリリースされる
例:JSR335(JAVA8ラムダ式)
配布
JAR/WAR/EAR
Javaプログラムの実行・配布用ファイル。
Zip形式アーカイブ。
JAR
Java ARchiver
Javaプログラムの実行に必要なクラスファイル、設定ファイルのアーカイブ。
多くのクラスライブラリはJAR。
WAR
Web Application Archive
WEB用アプリアーカイブ
・SERVLET
・HTML
・JSP
・web.xml (Tomcat用アプリケーション設定ファイル)
・JAR
等を含める。
TomcatはWARを配置するだけでTomcat再起動時に展開されて実行環境が整う。
EAR
Enterprise ARchive
JavaEEアプリケーションのアーカイブ
・WAR
・JAR
等を含める。
マニフェストファイル
MANIFEST.MF
jarコマンドによって作成される
・実行時にmain()メソッドを呼び出すクラス
・クラスパスの指定
等、jarファイルの説明が記述される
(jarファイル)
└ META-INF
└ MANIFEST.MF
API
JavaAPI
関数ライブラリ
・J2SE
JavaStandardEdition
(標準関数ライブラリ)
・J2EE
=JavaEE
JavaEnterpriseEdition
(Web関連ライブラリ)
・J2ME
JavaMicroEdition
(モバイル端末用ライブラリ)
を指す
JavaEE準拠
J2EE(JavaEE)ライブラリを実装して開発されたアプリケーション
・GlassFish(Oracle)
・WebLogic(Oracle)
・WebSphere(IBM)
・JBoss(RedHat)
JDBC
Javaとリレーショナルデータベースの接続のためのAPI
以下、あらゆる場所で動作する
・通常のJavaクラスや、JavaBeans
・クライアントJavaアプリケーション
・Webコンテナ(J2EEサーバ)で動作する、ServletやJSP
VO
Value Object
getterのみで構成された部品
DTO
Data Transfer Object
VO + setterで構成された部品
コントローラ層~モデル層等のレイヤー間でのデータ受け渡しに使用する
DAO
データベースへアクセスするクラス
VO、DTOを引数として使用する
Tomcat
「Tomcatとは?」参照
WEBコンテナ
Webサーバー上でJavaプログラムを動作させるソフトウェア
Tomcat等
Servletコンテナとも呼ばれる。
JSPコンテナとしても機能する。
DIコンテナ
「Spring DIコンテナ」参照
Javadoc
クラスやメソッドの説明文から生成されるHTML形式のAPI仕様書(リファレンスマニュアル)
javadocコマンドやEclipseから作成
クラス宣言時
/**
* MyClass
* @author アイオス哲郎
*
*/
public class MyClass{ …
~
}
メソッド宣言時
/**
* MyMethodは、検索用のメソッドです。
* @param 変数 ~
* @return ~
* @throws SQLException SQL実行時に起きりうる例外
*/
public String MyMethod(型 変数) throws SQLException{
~
}
フレームワーク
JavaBeans
「JavaBeans」参照
Struts
ストラッツ
MVCアーキテクチャを採用しているJAVAフレームワーク
Seasar2
S2Container:依存性を分離するDIコンテナ
S2Dao:データベースアクセスライブラリ
S2Struts:Strutsフレームワークとの連携ライブラリ
Spring
「Springフレームワーク」参照
Spring-Boot
Spring Boot 9 設定ファイル
Spring Boot 8 テスト
Spring Boot 7 DI処理
Spring Boot 6 データベース操作
Spring Boot 5 バッチ処理
Spring Boot 4 HTTPクライアント
Spring Boot 3 コントローラー
Spring Boot 2 ログ出力
Spring Boot 1 設定
参照
標準ツール
javac.exe
Javaソースファイルのコンパイルツール
JVMが解釈する中間ファイル(classファイル)を生成する。
「JAVA 環境設定/コンパイル」参照
java.exe
Javaアプリケーションの実行ツール
中間ファイル(classファイル)をJVM上で実行する。
java c:\(クラスファイル)
「JAVA 環境設定/実行」参照
javaw.exe
Javaアプリケーションの実行ツール
java.exeと違い、実行画面を表示させない。
javaw c:\(クラスファイル)
jar.exe
jarファイルの作成・展開ツール
Manifest.txt
myPack
└ HelloWorld.class
オプション | 内容 | コマンド |
---|---|---|
-c | jarを新規作成する | |
-v | 標準出力に詳細な出力を生成する | > jar -cfv myPack.jar myPack |
-f | jarファイル名を指定する | > jar -cf myPack.jar myPack |
-m | 指定のマニフェストファイルからマニフェスト情報を取り込む | > jar -cfm myPack.jar Manifest.txt myPack |
-t | jarの中身を一覧表示 | > jar -tf myPack.jar |
-x | ファイルをjarから抽出する | > jar -xvf myPack.jar |
結果
myPack.jar
└ METAINF
└ MANIFEST.MF
Manifest.txt
myPack
└ HelloWorld.class
CLASSPATH
Javaアプリケーション実行時、JVMが読み込むクラスファイルの場所
Eclipse使用時の設定方法は「Eclipse使用方法」参照
複数指定可能
java -classpath .;c:\test1;c:\test2
java -cp ~も可
「.」はカレントディレクトリ
環境変数に設定する事も可能
通常、開発者は複数のアプリを開発する為、固定のクラスパスを設定しない
CIツール
Ant
Apache Ant
「ApacheAnt使用方法」参照
Maven
「Apache Maven 使用方法」参照
「Apache Maven 設定方法」参照
Gradle
Java用ビルドツール
「Gradle使用方法」参照
Ant、Mavenより設定ファイルの記述が少なくて済む